藤井聡太棋聖 封じ手「8七同飛成」

あの場面では、「2六飛車」か「8七同飛成」の二択
AIでは最善手と表示されたとしても、後者ではどう攻撃をつないで行くのか素人にはまるで見えない。

少し時間を取って封じ手をされているので、可能性としてはあるのかなと思いましたが
「後で相手の飛車を取ることができそうだ。」とそこまで読んでいたと聞いて、ただただ驚きました。

それを実践した上で、無駄のない駒捌きで80手にて木村王位を破ることになりました。
これで藤井棋聖から藤井二冠、そして八段に昇段とお見事でした。


羽生九段が7冠達成まで駆け上がって行った時の感覚が甦るようで
この所将棋観戦が非常に楽しみです。

2020年08月21日